海事代理士試験対策のおすすめ書籍(H30.7.13更新)
これから海事代理士試験対策をするときにおすすめの書籍まとめ
1 憲法
薄くて読みやすいうえ,判例もかなり詳しいところまで載っています。これを読んでだいたいのイメージが掴めるようになったら,条文を覚えるのも楽になると思います。
2 民法
大学1年生くらいのときに読んだ記憶がある本。実は別にこの本でなくてもいいのですが,民法は点数のわりにボリュームが多いので,最初から条文にあたっていくより,適当な薄い本を読んでだいたいのイメージをつかみ,過去問で問われた条文を中心に確認していく方が効率的だと思います。
3 海商法
海商法はまだ現代語化されていないので,いきなり条文にあたっても苦痛でしかたないと思います。イメージがわきにくい部分(共同海損とか海難救助とか。)があれば,いきなり条文に当たる前にこちらで調べることをおすすめします。
4 国土交通省 設置法・海上運送法・港湾運送事業法・船舶のトン数の測度に関する法律・造船法
おすすめ書籍なし。条文と気合で乗り切りましょう。
5 船員法・船員職業安定法・船舶職員及び小型船舶操縦者法・港則法・海上交通安全法・海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律・船舶法・船舶安全法・国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律
一冊でかなりの範囲をカバーできるかなりコストパフォーマンスの良い書籍です。が,わりと条文がそのまま書かれているだけだったりするので,条文と気合で乗り切れるならなくてもかまわないかもしれません。通読するのではなく,わからないところを辞書的に使うのがおすすめ。
6 その他
海事六法
条文と気合のうち,条文をカバーするための書籍。海事関係の法令は普通のコンパクトな六法には載っていないこともあるため,買うのであればこちらを。
e-govちゃんで調べてもなんとかなるけどね。
海事代理士合格マニュアル
合格者がみんな買っているであろう海事代理士合格マニュアル。私は一つ前の版を購入したので,今回の版でどうなっているかはわかりませんが,前の版は解説が条文の条項だけををぽろっと書いているだけでした。
条文の内容を記載しておいてくれるならまだしも,条項だけかよ!と思い,勉強を兼ねて解説を書くようになった思い出の一冊。
とっかかり
これまで船に関わってこなかった方向け。船の構造や種類などについてざっくり学べます。ビジュアルが多いので,とりあえずのとっかかりとしておすすめです。
その他Amazonさんに置いてある海事関係の書籍はこちら